秋の衣替えはいつ頃するのがいいの?衣替えのタイミングとコツ
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秋の衣替えはいつ頃するのがいいの?衣替えのタイミングとコツ
一日の中でも朝、晩と日中の気温差が感じられる季節になりました。そろそろ衣替えも考え始めるころですよね。しかし、タイミングや洗濯の仕方は普通で良いの?と、悩むところでもあります。今回はクリーニング店からのご提案として、タイミングや洗濯のコツについてご紹介します。
衣替えの時期の目安
朝、晩は肌寒いけど日中は暑いくらいのこの時期、夏物、秋物を出したりしまったり、すっきりしないですよね。
いったい、いつ頃しまえばいいのよ!と思っていらっしゃる方が多いと思います。そこで一般的に言われている目安は『最低気温』です。
天気予報の最低気温が18℃の日が続くようになれば衣替えのスタートです。夏にヘビロテしたTシャツや綿パン、ガウチョ、ワンピースなどはしっかり汚れを落としてからしまいましょう!天候の変化によってまだ使うものは、最低限の上下2~3セットを残しておけば十分でしょう。
夏物をしまうときに注意したいこと
いざ、夏物をしまう時に洗濯は普通で良いの?と疑問に思いませんか?
何も考えずに普通に洗濯してしまっている方がほとんどだと思います。しかし、翌シーズンにいざ着ようと出してみたら、黄ばみや・色あせ・型崩れ・カビなどで、ガッカリするかもしれません。また、そんな経験をした方もいらっしゃると思います。
では、そうならないために注意する事とはどんなことでしょう。
1.洗濯機の洗いのコースがお急ぎになっていませんか?
お急ぎコースは、時短洗いには適していますが、生地表面の汚れは落とせても、生地の奥深くの汚れが残りがち。
しまい洗いにはあまり適しません。最低限2回すすぎを行いましょう。
2.いつもと同じ洗剤を使っていませんか?
お手軽だからとジェルボール洗剤(オールインワン)を使用していませんか?
こちらも汚れ落ちよりもお手軽さが売りなので、しまい洗いにはあまり向きません。
汚れ落ちが最も良いのは粉末洗剤です。
3.色柄物のケアーは大丈夫ですか?
色柄物をいつまでも色あせずに着たいのならば、デリケート素材専用洗剤で裏返して洗い陰干しましょう。
直射日光は、色柄の大敵です。
誰でも衣替えで失敗しないためのコツ
それでは、普段着の家庭でのしまい洗いの方法はわかるけど、ドライクリーニング品やお気に入りだから自分で洗うのは自信がないという品物はどうすればよいのでしょうか?
クリーニングの受付で「しまい洗いです」「お気に入りだから」との意思表示をしましょう。
わざわざクリーニングに出したのに翌シーズンにガッカリしないためにも一言添えて頂くとより良い仕上がりになるでしょう。
●しまい洗いには【汗抜き加工】や【Wクリーニング】が最適でオススメです!
【汗抜き加工】ドライクリーニングでは落ちない水溶性の汗、タンパク質の汚れをスッキリさせます。(完全には落とせません)
【Wクリーニング】Wとは水洗いとドライクリーニングの2度洗いなので油汚れも水溶性の汚れもキレイに落とせます。
●型崩れ、色あせが気になるお気に入り、デリケート素材には【DXコース】が最適です!
特にお気に入りの品物は丁寧に着ているので汚れ落ち重視というよりも素材、風合いを生かして長く着ていたいと思われるでしょう。
【DXコース】は繊細な素材専用の特別な溶剤と生地への負担が少ない汗抜きミクロン加工がセットになっているコースですので
汚れ落ちに素材にも優れたコース洗いになります。
このように家庭洗い同様、クリーニング店でも最適な「しまい洗い」のクリーニングメニューがあります。失敗しない衣替えをしてください。