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こんなはずでは…カビ汚れについて

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こんなはずでは…カビ汚れについて

巣ごもりだった昨シーズン、制限解除となり行動範囲が広がりました。いざ出かけようという時に、クローゼットを開けてみると、しまいっぱなしだった衣類に「カビが!」来週の旅行に着ようと思ったのに…、昨シーズン1回しか着ていなかったからと、洗わずにしまってしまったらカビが…お気に入りなのにカビが…
今年は、こんなお客様の声をちらほらとお聞きしました。カビ汚れは、大切な衣類を痛ませる可能性があります。また、カビ汚れを完全に落とすには時間と費用が掛かります。いざという時のために、一度ご自宅のクローゼットを確認することをお勧めします。
今回は、なぜカビが生えてしまうのか?カビ対策、カビが生えてしまったら、についてお話したいと思います。

当社では、衣類のカビ汚れを落とすクリーニングメニューもご用意させていただいております。お気軽に各店舗スタッフにご相談ください。

カビが発生する原因は?

風通し

衣類の保管場所のクローゼットや、押し入れの風通しの影響があります。衣類をぎゅうぎゅう詰めにしていると風通しが悪くなりカビが好む高温、多湿の状態が続きます。特に、出し入れが少ないと風が通らずカビにとっては好都合です。

湿気

最近の気候の関係で、大量の雨が一時期に集中して降る傾向があります。何日も降り続くとクローゼットや押し入れの中には簡単に湿気がこもってしまいます。

ホコリ

雨の日が続くと部屋の換気が少なくなりがちです。ましてや、クローゼットや押し入れの換気までは神経を使うことは、少ないと思います。締めっぱなしだからホコリは付かないとは限りません。意外と少しの隙間からホコリは侵入するものです。

クローゼット、押し入れのカビ対策

クローゼットや押し入れの衣類の量を減らす

衣類がぎゅうぎゅうに詰め込まれていては、自然な風通しを遮断してしまいます。結果として、衣類のみならずクローゼット、押し入れ自体にカビが発生してしまいます。不要な衣類を減らして、風が循環できるスペースを確保しましょう。

風を当てる

衣類の量を減らしたらクローゼットのドアや押し入れのふすまを開けて衣類に風を当てるようにしましょう。天気の良い日に布団を天日干しするのとセットにして、クローゼットや押し入れの換気をすればそれほど面倒ではないはずです。

衣類は必ず洗って、十分に乾かしてからしまう

衣類のカビトラブルで店舗の受付にて良く耳にするのが、シーズン中それほど着てないから洗わないでしまってた…洗うのを忘れてしまってた…というお客様の意見です。目立った汚れが無いと思っていても、衣類には汗や皮脂、外からのホコリなどが付着していて、それらはカビの格好の餌となってしまいます。衣類から飛んだカビの胞子はクローゼットや押し入れにまで影響することになるでしょう。大惨事になる前に衣類は必ず洗って、十分に乾燥させてしまいましょう。

重曹や除湿乾燥剤を置く

住居環境によっては、風通しなど十分に対策していてもカビてしまうというご意見も耳にします。その場合には、クローゼット、押し入れ内に重曹や除湿乾燥剤を置くこともおすすめします。

カビが生えてしまったら

クローゼットや押し入れにカビが生えてしまったら

クローゼットや押し入れにカビが生えてしまったら、まず衣類をすべて出して掃除をしなければなりません。

【掃除に用意するもの】
ゴム手袋・マスク
エタノール
雑巾×2枚

生えたカビが白カビであればエタノールで拭きあげましょう。雑巾をエタノールで湿らせて、カビの外側から内側に向かって拭きあげるのが正解です。
カビに直接エタノールをスプレーで拭きかけてしまうとカビの胞子が飛び散ってしまうためです。また、内側から、外側に拭きあげると、胞子を広げてしまうことになりかねません。

カビが黒カビの場合は一筋縄では除去できません。エタノールではなく、キッチンハイターのような塩素系漂白剤を使用しますが、こちらは素材を痛める可能性があります。必ず、ゴム手袋、マスク、できればゴーグルを着用して、目立たない場所で試してから、使用するようにしましょう。また、着用中の衣類に漂白剤が付着しますと脱色してしまいますので十分注意して作業をするようにしてください。素材が傷んでしまうようなら無理をせずアルコール除菌だけに留めておきましょう。

掃除の仕方は、漂白剤をぬるま湯で薄めて雑巾を湿らせてカビを拭きあげます。拭きあげた後は、十分な水拭きとから拭きをしてください。


衣類にカビが生えてしまったら

衣類にカビが付着してしまったら、ご家庭で落とすには、かなり面倒な手間がかかります。ただ洗濯すれば落ちるというわけでもありません。カビのついた衣類とそうでない衣類を一緒に洗ってしまうと、カビの胞子が移ってしまう可能性もあります。そもそも、ウール素材や、シルク素材、いわゆるご家庭で洗濯できない衣類は、クリーニング店で洗う方法しかありません。当社では、カビに対応したクリーニングメニューをご用意させていただいております。ぜひ、カビが生えてしまったお気に入りの衣類を諦める前に、当社の店舗にご相談ください。お客様が十分満足のいくよう、お手伝いさせていただきます。

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